チャート勉強会:週足の長期移動平均線と短期移動平均線とのかかわり方
2871 ニチレイ 2025年10月21日 ローソク足は、陽線で90MA(橙)を跨ぐ状況のトレード
チャート1のパターンを視てみよう!
私たちは株のローソク足チャートを視てトレードします。
しかし、どのくらい深くチャートを視るかで勝率が変わると思います。
まず、手っ取り早くトレード技術を上げるには、エントリーしたい銘柄とタイミングを似た局面での銘柄パターンをもって検討するやり方がよいと思います。
早速、最近のパターンのチャート1(2871 ニチレイ)で学習していきましょう。
似たパターンをチャート2と1チャート3を探してみました。
条件としては下記です。
日足:90MA(橙)、30MA(青)の下に10MA(緑)と4MA(赤)がある、ローソク足は、陽線で90MA(橙)を跨ぐ状況

類似ローソク足チャートパターンを確認し分析してみよう!
それではチャート2を見てみましょう.
分析
月足:天井圏
週足:一時的な底値圏、長期移動平均線90MA(橙)の上に10MA(緑)と4MA(赤)がある
日足:長期移動線を超えた時から一日(4日)上昇してから下降4日
所見
マクロでは天井圏であるので超えるには大きな勢いが必要しかしミクロでは週足が底値圏であることから、日足は上昇し一定の確保できる。
次にチャート3をみましょう。
分析
月足:天井圏
週足:一時的な底値圏、長期移動平均線90MA(橙)の下に10MA(緑)と4MA(赤)がある
日足:長期移動線を超えた時から一日(4日)上昇してから下降4日
所見
マクロでは天井圏であるので超えるには大きな勢いが必要しかしミクロでは週足が底値圏であることから、日足は上昇するが安定的な長期上昇には時間がかかると予想。したがって上昇4日で下降に入る。


類似ロウソク足チャートパターンを視ての気づき
ここでチャート2とチャート3の違いをみてみましょう。
週足の違いがありました。
10MA(緑)と4MA(赤)の位置が90MA(橙)の上にあるか下にあるかと思います。
つまり短期移動平均線が長期移動平均線の上にあるか下にあるかで上昇の長さに関係していると思われます。
この考察は100%の確率であたるわけではありません。したがって手仕舞い、損切ラインは必ず決めておきましょう。
さてチャート1の結果は?
▶今回ご紹介する検証ツールをユーチューブ動画で確認したいかたはこちら
今後の展望
このようにトレードを読むには、過去のチャートを読んで分析することが非常に大事です。
これからも近々に生じたパターンから類似パターンを紹介しますのでよろしくお願いします。
H2 類似パターン募集
皆様から気になったチャートパターンがありましたら、ご連絡ください。
一緒に分析しトレードスキルを挙げましょう。
どんなパターンでも良いです。一緒に分析していきましょう。
気になるパターンがあった場合の問合せフォームはこちらへ

