今週(12/1-12/5)の日経の考察
日経平均は底固めから反転上昇へ 12月前半は上向き基調か?ダブルボトム形成を確認

概要
今週の日経平均は、11月下旬の下落から底固めを行い、日足ではダブルボトムを形成し上昇に転じました。月足・週足でも短期線の下落が止まり、トレンド改善の兆しが見られます。12/4の陽線で買いシグナルが点灯し、今後4MAが30MAを超えれば上昇が加速する可能性も。12/8に終値で51,000円を超える展開となれば、52,000円を目指す動きが十分考えられます。
今週(12/1〜12/5)の日経平均の振り返り
月足:大きな流れは依然として強い
月足では、直近7カ月連続で上昇してきた流れが続き、先月は陰線ながらも4MA(赤線)の上を保っており、長期的な上昇トレンドは維持されています。
週足:短期の下落が止まり、方向感が改善
週足では、4MA(赤)と10MA(緑)が並行しており、長期の30週線も上昇中。
11月後半に31週目の陰線が出ましたが、その後は2週連続で陽線となり、短期の傾き(4MA)が下げ止まりました。下落から回復に向かう流れが見えています。
日足:ダブルボトムを形成し上昇に転換
日足では、11/25の陰線が底を固める動きとなり、そこから上昇へ反転。
12/4にかけて「ダブルボトム」を形成し、買いシグナルが明確になりました。
移動平均線も
- 4MA(赤)上向き
- 10MA(緑)上向き
- 30MA(青)上向き
と揃ってきており、トレンド転換の初期段階に入ったと言えます。
特に12/5時点では、4MAが30MAを上抜けそうな形となっており、これが完成すれば上昇が強まりやすい局面となります。
エントリーポイントはいつだったのか?
初心者でも再現しやすい「根拠のある買いタイミング」は2つあります。
① 12/4(水)の引け
② 12/4(木)の寄付き
どちらも買いを入れやすいポイントです。
理由:
- 12/2の陰線が10MA(緑)ちょうどで止まり、下げ止まりを示唆
- 翌日12/3の陽線が陰線を包み込む「包み足」相当の形で強い反発を示した
- 4MAが前の安値より上を維持し「小さなカップウィズハンドル」形状となった
これらの条件が揃い、「反転上昇の可能性が高い局面」と判断できます。
■ 来週の注目ポイント(12/8〜)
最も重要なのは 12/8(月)の終値が51,000円を超えるかどうか。
もし陽線で51,000円を上抜ければ、
👉 目標値は52,000円まで見えてくる
と考えるのが自然です。
短期線の傾きも改善しており、上昇に向けた地合いが整ってきています。


