週足でもみ合い脱出を見極め日足で狙うエントリ判断の基本手法
週足で価格がもみ合い相場から上方向へ脱出する場面を見極め、その後日足に展開してエントリポイントを探す手法を解説。日足だけでは高値に見えても、週足の流れを確認することで安心して判断できる。複数チャートの実例を用い、初心者でも実践しやすいトレードの考え方を紹介する。
はじめに|週足と日足を組み合わせる意味
先週のチャート勉強会では
「もみ合いから陽線で脱出したところを狙う」
という基本を学んだ。
今回は一歩進めて、
週足で大きな流れの変化を確認し、日足で具体的なエントリポイントを探す方法
を解説する。
このやり方を身につけることで、
「もう上がってしまったのでは?」という迷いを減らし、
自信を持ってエントリしやすくなる。
チャート1|週足でもみ合いからの脱出を確認する

まず注目するのは週足である。
チャート1の週足を見ると、
830円〜890円の間で何度も往復するもみ合い相場が続いている。
これは、買いと売りの力が拮抗して方向感が出ていない状態である。
しかし、2025年8月8日にこの価格帯を上方向へ明確に抜けている。
ここが「週足でもみ合いからの脱出ポイント」であり、
相場の流れが変わる可能性が高まった瞬間と判断できる。
この時点では、まだエントリは行わない。
次に日足を確認する。
チャート2|日足でエントリポイントを探す

次に、同じ銘柄を日足で見てみる。
日足では、実は8月5日の時点ですでに上抜けしている。
そのため初心者は
「もう上がってしまったのでは?」
と感じやすい。
しかし、週足で見ると
8月8日に本格的な脱出が確認できているため、
日足ではまだエントリのチャンスが残っていると判断できる。
結果として、
8月8日〜9日あたりでエントリし、8月25日で手仕舞い
という流れが成立し、上昇の値幅をしっかり取ることができる。
<重要> ここが、
週足 → 日足を連携させる最大のメリットである。
チャート3|同じ銘柄・別時期でも使える考え方

次に、同じ銘柄を**別の時期(2025年11月7日)**で確認する。
週足を見ると、このタイミングでも
もみ合い相場から上方向へ脱出していることが分かる。
大切なのは、
「前回うまくいったから今回も必ず上がる」
ではなく、
同じ“形”が出ているかどうかを冷静に確認することである。
条件が揃っていれば、
その日、もしくは状態の良い日足のタイミングでエントリを検討する。
チャート4|日足で上昇を確認し手仕舞う

チャート4では、
エントリ後に日足ベースで上昇が続いている様子が確認できる。
結果として、
11月19日に手仕舞いを行えばプラスを確保できる展開となった。
このように、
- 週足:方向転換の確認
- 日足:エントリと手仕舞いの判断
という役割分担をすることで、
感情に振り回されにくいトレードが可能になる。
まとめ|週足→日足で考えるのが有効
今回のポイントをまとめる。
週足でのもみ合いからの脱出を探し出し、
その後、日足でのエントリポイントをみつけるのが有効である。
週足は「森を見る視点」、
日足は「木を見る視点」である。
日足だけを見ていると、
「高く見える」「もう遅いのでは」と感じやすいが、
週足の流れを把握していれば、
安心して日足の押しやタイミングを待つことができる。
ぜひ、
1: 週足でもみ合いからの脱出を確認
2: 日足に展開してエントリポイントを探す
この流れを、実際のチャートで何度も練習してほしい。

