今週(1/13–1/16)の日経平均の考察

チャートを確認する際は、月足 → 週足 → 日足の順に、大局から短期の流れを把握することが重要である。

今週の見通し

月足
直近の最下点から10カ月連続で上昇しており、長期的な上昇基調は依然として強い。直近では2カ月間のもみ合いを経た後、陽線で前回高値である52,500円を明確に上抜けた(月足チャートの赤丸で示した箇所)。この動きは、長期トレンドが再び加速する可能性を示唆している。

週足
ローソク足は直近のレンジ相場から陽線で上放れした。4MA(赤)は3週前に下げ止まり、50,000円付近で横ばい推移を続けた後、上昇に転じ、前回高値の52,500円を超えている。10MA(緑)も横ばい状態から上向きへと転換しており、4MA(赤)と10MA(緑)が接近した状態から同時に上昇を始めた点は、トレンド転換の確度を高める動きといえる。

日足
4MA(赤)はダブルボトム形成後に上昇し、現在は4MA(赤)、10MA(緑)、30MA(青)の順に上向きとなっている。移動平均線の並びからは強い上昇基調が確認できる。一方で、直近のローソク足は終値ベースで続落しており、短期的には調整局面に入っている可能性がある。

来週の注目ポイント

移動平均線が集中していたレンジ相場を明確に上抜け、現在は安定した上昇基調を構築しつつある。ローソク足は終値が続落しているものの、全体の傾向としては上昇トレンドが維持されている。

来週前半は、陰線を伴う小幅な調整が入り、短期的な確定売りによって一時的に値を下げる展開も想定される。しかし、月足および週足の流れを見る限り、再び上昇へ転じる可能性は高い。したがって、来週の下落が一時的な調整にとどまるのか、それとも流れが変化する兆しかを慎重に見極める必要がある局面である。