日足におけるもみ合い後の脱出シミュレーション実例|損切を抑え利益を伸ばす実践トレード
日足チャートで90MA上のもみ合いから脱出する局面を、実際の建玉シミュレーションで解説。1332(日水)の事例を用い、損切を最小限に抑えつつ利益を伸ばす考え方と、エントリー・手仕舞いルールの実践ポイントを初心者向けに紹介します。
日足における「もみ合い後の脱出」とは
株式トレードにおいて、どのルールでも100%勝てる手法は存在しません。
重要なのは、
- 損切をいかに小さく抑えるか
- 利益が伸びる場面で、いかにポジションを維持・拡大できるか
本記事では、日足におけるもみ合い後の脱出局面に着目し、実際に建玉シミュレーションを行った実例をもとに解説します。
今回使用した銘柄と検証期間
- 銘柄:1332(日水)
- 検証開始日:2025年5月8日
- 時間軸:日足
実チャートを用いたシミュレーションのため、机上の理論ではなく再現性のある練習例として活用できます。

エントリー条件と手仕舞いルール
エントリー条件
- ローソク足が90MA(橙)の上で推移している
- もみ合い状態から陽線で上抜けしたタイミングでエントリー
手仕舞い条件(基本ルール)
- 4MA(赤)が横ばい、または下向き
- 陰線で終値が4MAを割った場合
※ルールを明確にすることで、感情に左右されないトレードが可能になります。
前半:損切を受け入れるトレード(5/8〜7/16)
5月9日、もみ合いからの上抜けを確認し100株エントリー(A点)。
表示上は「0-1(売り0・買い100株)」です。
しかし、
- 2日後の5月13日
- 陰線で4MAを割り込み
ルール通り全て手仕舞い(0-0)としました。
結果は−2,120円の損切。
重要なのは、
損切は失敗ではなく、次の利益を取るための必要経費
という考え方です。ここを感情で引き延ばさないことが、後半の利益につながります。

後半:もみ合いを見極め利益を伸ばす(7/16〜9/18)
7月16日(B点)で再び100株エントリー。
その後すぐに上昇はしなかったものの、
- 90MA(橙)の上を維持
- 30MA(青)・10MA(緑)が上昇傾向
という根拠から、下落ではなく「もみ合い」と判断します。
実践ポイント
- ルール上は4MA割れで損切
- ただし、もみ合い相場と判断した場合は
事前に損切ラインを決めて様子見
今回は860円を損切ラインと設定しました。
次のもみ合い局面で
- 100株追加(合計200株)
その後、上昇が続き、
上昇19本目で陰線が4MAを割ったため手仕舞い。
結果として、
- 前半の小さな損切
- 後半の大きな確定益
という、理想的なトレード展開となりました。

このシミュレーションから学ぶべきこと
- 損切は「避けるもの」ではなく「コントロールするもの」
- もみ合い相場では、移動平均線の位置と傾きを重視
- 同じ局面を何度もシミュレーション練習することが重要
まとめ|同じ局面を何度も練習しよう
この「日足におけるもみ合い後の脱出」は、
- 銘柄
- 時期
が変わっても何度も出現する形です。
まずは今回のケースを完全に理解し、
次に似たチャートを自分で探し、同じルールで練習してください。
それが、実トレードで利益を残す最短ルートになります。



