今週(1/19–1/23)の日経平均の考察

チャートを確認する際は、月足 → 週足 → 日足の順に、大局から短期の流れを把握することが重要である。

今週の見通し

月足
直近の最下点から10カ月連続で上昇しており、長期的な基調は依然として強い。直近では2カ月間のもみ合いを経た後、陽線でわずかに上放れしているものの、明確な加速には至っていない状況である。

週足
ローソク足は週足ベースのレンジ相場から陽線で上放れしたが、54,000円を明確に超えることはできなかった。4MA(赤)は3週前に下げ止まり、50,000円付近で横ばい推移を続けた後、上昇に転じて前回高値である52,500円付近まで到達している。10MA(緑)も横ばい状態から上向きへ転換しており、4MA(赤)と10MA(緑)が接近した状態から、4MA(赤)が先行して上昇し、10MA(緑)もそれに追随する形となっている。

日足
4MA(赤)はダブルボトム形成後に上昇したものの、その後は4日連続で下落した。続いて陽線が2日連続で出現したが、その後はコマを形成している。この動きにより、4MA(赤)は10MA(緑)の下に位置し、短期的な上昇の勢いは鈍化している様子がうかがえる。

来週の注目ポイント

移動平均線が集中していたレンジ相場を上抜け、54,000円をピークに上昇したものの、1/19からは3日連続で下落した。その後は再び陽線で反発したが、上昇の勢いは弱く、4MA(赤)の傾きも緩やかである。

1/23に出現したコマを起点として、来週に大幅な上昇となり54,000円を明確に超える陽線が出現すれば、再び4MA(赤)が10MA(緑)を上抜け、上昇のパーフェクトオーダーが完成する可能性もある。しかし、その可能性は現時点では高いとは言い難い。むしろ、4MA(赤)の勢いを考慮すると、少なくとも数日は下落または調整局面に入る可能性が高い。その後は、再びレンジ相場へ移行する展開が想定される。