株シミュレーションPCで学ぶ「損切りの決め方」と迷わない手仕舞いルール
トレードをしていると、誰しも
「どこで手仕舞うべきか」
で迷う瞬間が訪れる。
自分なりのルールを決め、機械的に手仕舞うと決めていても、いざ含み損や含み益が目の前に現れると心が揺れてしまうものである。
- 利益が出ている時はルールに従える
- 思った方向と逆に動くと「いつか上がる」と期待して持ってしまう
- 急落して慌てて売ったら、その後に上昇する
このような経験は、多くの投資家が一度は通る道である。
株価そのものよりも、評価損益の実際の金額が心を乱す原因になる。
そこで重要になるのが、
エントリー時点で損切り価格を決めておくこと
である(ここで言う損切価格は株価xエントリ株数のことである。単なる損切の株価だけでなく実際の損切金額を含め決めること)
なぜ損切りを先に決める必要があるのか
損切りとは単なる「負け」ではない。
必要経費としての戦略的撤退である。
損切りを先に決めることで得られるメリットは大きい。
- 感情に流されにくくなる
- 投資に対する覚悟ができる
- 建玉数を適切に決められる
- メンタルが安定する
逆に、ふわっとした気持ちでトレードに入ると、損をした瞬間に心が折れやすくなる。
株シミュレーションPCで検証する損切り設定の具体例
ここでは、実際のチャートを想定したシミュレーション例で考える。

チャート1:エントリー時の損切り計算
24/7/3(水)にエントリーを検討。
終値:1970円
10MA(緑):1935.88円
値差:34.12円
初心者の場合、まずは
損切り許容額(必要経費価格)=5,000円
と設定してみる。
計算式は以下の通りである。
損切り価格 = 終値 −(必要経費価格 ÷ 株数)
5,000円 ÷ 34.12円 = 約147株
しかし実際の最小単位は100株が一般的であるため、
- 購入株数:100株
- 損切り価格:約1920円
このように事前に数字(損切許容額と損切り価格)で決めることが重要である。

チャート2:我慢した場合の結果
7/8(月)時点で株価は1937.5円。
評価損益は −3,250円。
設定した損切り5,000円以内であるため、許容範囲と判断。
さらに10MA(緑)の傾きが継続しているため保持。
その後、陽線に転じて上昇。
7/23まで保有した結果、
- 確定利益:6,350円
- 勝率:3.22%
事前に損切りを決めていたことで冷静に耐えられた好例である。

チャート3:一般的な手仕舞いの場合
損切りラインを意識せず、一般的なルールで早めに手仕舞いした場合、
- 確定利益:1,900円
- 勝率:0.96%
我慢した場合と比べると、
利益は約3.3倍の差が生まれる。
この違いは偶然ではない。
損切りラインを決めているかどうかの差である。
損切りルールがメンタルを守る
損切りを決めることは、単に損を限定するだけでなく、
- 自分の覚悟を明確にする
- 感情のブレを減らす
- トレードの再現性を高める
結果として、メンタルの強化につながる。
株シミュレーションPCを使う意味
実際のお金を使わずに、
- 損切り価格(損切ライン)の設定
- 建玉数の検証
- 手仕舞いタイミングの比較
を何度でも試せるのが株シミュレーションPCの最大の強みである。
いきなり本番で学ぶのではなく、
シミュレーションで失敗を先に経験することが、長期的な安定につながる。
まとめ:迷わないための最短ルート
損切りを決めることは、
「負けを認めること」ではなく
「勝ち続けるための準備」である。
- エントリー時に損切り価格を決める
- 必要経費として許容額を設定する
- 建玉数を計算する
- 株シミュレーションPCで検証する
この流れを習慣化することで、トレードの質は大きく向上する。
実践前に学び、検証し、迷わない投資を目指すなら、
株シミュレーションPCを活用した練習環境が最も効率的である。詳しいシミュレーション機能や実践的なトレード練習については、
自社サービス St-Gain を活用することで、より具体的かつ安全にスキルを磨くことが可能である。

