2/21開催「株シミュレーション体験会」活動報告
2月21日(土)に、実践前に学ぶ「株シミュレーション体験会」を開催した。
本体験会は、投資未経験者がいきなり実践に進まず、まずは理解と体験を通じて基礎を固めることを目的としたセミナーである。
当日は60代・20代の投資未経験者を中心に参加があり、「地域で安心して学べる場」として有意義な時間となった。

0:株とは何か ― すべての基本からスタート
最初に「株とは何か」を解説した。
- 株とは「会社のオーナーの一部になる権利」例をあげて丁寧に説明
初心者にとってはここが最重要である。土台が曖昧なままチャートを見ると、不安だけが残る。まずは本質から理解することを徹底した。
1:株価は何で動くのか?
株価が動く理由は主に以下である。
- 会社の状態(業績、社会性、理念)
- 市場の心理(期待度、魅力、不祥事)
- 世界情勢などの外部環境
2:上がる株は分かるのか?
結論として、未来を100%当てることは不可能である。
しかし、確率を高める方法は存在する。
①ファンダメンタル分析
②テクニカル分析
そこでテクニカル分析の基本的考え方へと進んだ。
3:天井圏と底値の考え方
初心者が最も気になるのは「どこで買えばいいのか」である。
- 天井圏で買うと高値掴みになる
- 底値圏で買うとリスクを抑えられる
チャートを使いながら、相場の“位置”を読む重要性を説明した。
4:長期投資と短期投資の違い
投資スタイルの違いも整理した。
| 長期投資 | 短期投資 |
| 企業成長重視(四季報など) | 価格変動重視(チャート) |
| 保有期間が長い | 数日~数週間 |
| 精神的安定重視 | タイミング重視 |
自分に合ったスタイルを知ることが第一歩である。
理想的な資産形成の一例
5:チャートを見るための基本事項
(1)ローソク足とは?
価格の動きを一本で表す指標である。
(2)ローソク足チャートとは?
過去の値動きを視覚化したもの。
相場心理が読み取れる。月足ー週足ー日足と移動平均線との構成が基本
(3)なぜシミュレーションが必要か?
理論だけでは身につかない。
実際に操作し、疑似体験を通じて理解が定着する。
失敗を“安全に経験できる場”がシミュレーションである。
6:シミュレーション体験の基礎知識
(1)底値の具体的な見つけ方
移動平均線やローソク足の形状を基に説明。
(2)大底値とは何か
相場全体の流れを見ながら判断する方法を紹介。
初心者でも「見るポイント」が分かる構成とした。
7:現物取引シミュレーションツールのイメージ紹介
実際の画面イメージを紹介しながら、
- Practiceモード
- Testモード
- 現物取引のみで練習可能
という特徴を説明した。
特に初心者には、まずは“買い”に集中できる現物取引シミュレーションが適している。
8:PCを使った実践体験
後半は実際にPCを使用。
- 銘柄選択
- チャート確認
- エントリー判断
- 損益確認、勝率確認
参加者からは
「実際に触ってみて初めて理解できた」
との声が多く寄せられた。
理論 → 体験 の流れが理解を深めたと感じている。
参加者の声
Aさん(60代・未経験)
内容は難しい部分もあったが、実際に体験することで不安が安心に変わったとの感想をいただいた。自己流ではなく正しい方法で学べる点を評価され、地域での定期開催にも強い関心を示された。自宅のPC環境を整えて本格的に学びたいとの前向きな姿勢が印象的であった。
Bさん(20代・未経験)
入門編として分かりやすく、特にシミュレーション体験が印象的だったとの声。操作を通じて理解が深まり、指標の背景まで学びたくなったとのことである。地域で継続的に学べる環境への期待も感じられた。
Cさん(60代・未経験)
用語が難しい場面もあったが非常に興味深い内容だったとの評価。チャートの見やすさへの改善提案もあり、より分かりやすい環境づくりの重要性を再認識した。また参加したいとの言葉をいただき、地域学習の価値を実感した。
まとめ ― 実践前に“安心”を作る
今回の体験会で改めて感じたのは、
「いきなり実践」ではなく「理解 → 練習 → 実践」が重要であるということ。
投資未経験者にとって最大の壁は“不安”である。
その不安を取り除くのが、株シミュレーション体験の役割である。
今後も地域で安心して学べる場を継続開催していく予定である。
投資を始めたいが不安がある方は、まずはシミュレーション体験から始めることを推奨する。

