株価暴落後いつ買う?初心者でもわかる底値の見つけ方と失敗しない3つの判断基準(中長期投資用)

株価が大きく下落した後、どこで買えばよいのか迷う方へ。本記事では月足・週足・日足の移動平均線(4MA・10MA・90MA)を活用し、初心者でも実践できる底値の見つけ方を解説。過去チャートをもとに中長期投資で失敗しないエントリーポイントと注意点を具体的に紹介します。

株価下落後に「底値」を見極める重要性

株価が大きく下落した後、多くの人が悩むのが
「どこで買えばよいのか」という問題である。

実際には、

・気づいたら上昇していて買えなかった
・早く買いすぎてさらに下落した

このような経験をした人も多いはずである。

そこで本記事では、初心者でも判断しやすい
底値の見つけ方(中長期投資向け)を解説する。


底値は一発ではなく「形」で判断する

下落後の上昇にはいくつかのパターンがある。

代表的な底値パターン

・ダブルボトム(W底)
・トリプルボトム
・安値切り上げ

これらに共通するのは、「一度で反転するのではなく、底固めをする」という点である。

但し、例外的に底値付近のローソク足で長い下髭(特に陽線の下髭)が出た場合は一挙に上昇する場合がある。


底値判断の3つの条件(最重要)

今回の手法では、以下の3つを同時に確認する。

①月足の条件(長期の流れ)

・下落が4本以上続く
・または下げの勢いが弱くなる
・ローソク足が底固め状態

⇒ 長期的に「下げ止まり」が見えていることが重要


②週足の条件(トレンド転換)

・4MA(赤)と10MA(緑)が上向き

⇒ 中期トレンドが上昇へ転換したサイン


③日足の条件(エントリータイミング)

・90MA(橙)をローソク足が上抜け
・4MA、10MAも上向き

⇒ 実際の「買いタイミング」


実際の日経225での確認(チャート)

では、この条件を実際の相場で見てみる。

月足の状態

・5本連続で下落
⇒ 明確な下落トレンド後の状態


週足の変化

・4MAと10MAが上向きに転換

⇒下落から上昇への初動


日足のエントリーポイント

・90MAの上に乗る
・短期MAが上向き

⇒ この時点でエントリー


重要な補足

・90MAが下げ止まりそうか確認する
・完全な底ではなく「上昇初動」を狙う


エントリー後の考え方(初心者が失敗するポイント)

この手法は短期トレードとは異なる。

すぐに売らない

多少の下げは想定内である。

⇒ 中長期投資では「我慢」が必要


短期の上下に振り回されない

・日々の値動きはノイズ
・大きな流れを重視


事前にルールを決める

・どこで売るか
・どこで損切りするか

⇒これを決めずに入ると失敗する


入ってはいけない危険な局面

以下のような相場は避けるべきである。

ボラティリティが大きい

・ローソク足が大きい
・上下が激しい

⇒ 方向感がなく危険


移動平均線がバラバラ

・トレンドが不明確


まだ下落途中

・月足が明確に下降中

⇒「底ではなく途中」の可能性


実践ポイント(重要まとめ)

今回のポイントは以下である。

①月足で銘柄を選ぶ

まずは長期で「下げ止まり」を確認


②週足で方向を確認

トレンド転換の初動を捉える


③日足で待つ

条件が揃うまで焦らない

⇒「待つこと」が最大の武器


別銘柄での検証 (再現性)

別銘柄でも同様に確認できる。

事例の流れ

①月足:5本下落
②週足:MA上向き
③日足:MA上向きでエントリー


結果から学ぶこと

・すぐに上がらないこともある
・途中で上下する

⇒それでも大きな流れは上昇


まとめ|底値は「確認してから入る」

底値投資で重要なのは以下である。

・底を当てるのではない
・上昇を確認してから入る

そして、

⇒ 月足 → 週足 → 日足の順で判断する


実践力を高めるには

この手法は理解するだけでは意味がない。

実際に、

・何度も検証
・失敗と改善

を繰り返すことが必要である。

しかし、実際の資金で行うのはリスクが大きい。

⇒そこで有効なのが株シミュレーションである

・過去チャートで練習できる
・ノーリスクで経験を積める
・自分のルールを検証できる