今週(1/26-1/30)の日経の考察
チャート確認の基本姿勢
チャート分析は、月足・週足・日足の順に大きな時間軸から確認することが重要である。長期の流れを把握したうえで、中期、短期の動きを見ることで、相場の現在地を正確に捉えやすくなる。

今週の見通し
月足
直近の最下点から10カ月連続で上昇しており、長期的な上昇基調は依然として強い状態である。直近2カ月はもみ合いとなっていたが、今月は陽線でやや上抜ける形となり、上昇トレンド継続を示唆する動きといえる。
週足
ローソク足は週足レンジ相場から陽線で上方に脱出したものの、54,000円台を明確に超えるには至らなかった。4MA(赤)は4週連続で上昇基調を維持しており、10MA(緑)も横ばい状態から上向きへ転じている。4MAと10MAが接近した状態から、短期線が先行して上昇し、中期線もそれに追随する形となっており、基調としては上向きである。
日足
日足では、4MA(赤)がダブルボトム形成後に上昇したが、その後は3日連続の下落となった。現在は4MAが横ばいとなり、10MA(緑)と接近している。ローソク足も今週は方向感の乏しい横ばい推移となっており、エネルギーを溜める局面である。
来週の注目ポイント
現在は4MA(赤)と10MA(緑)が集中する状態であり、来週も引き続き横ばい傾向が続く可能性が高いと推定される。背景として、衆議院選挙を控え、積極的な売買が手控えられている可能性が考えられる。
このもみ合いを抜けた後は、上昇か下降のいずれかに大きく動く局面となるだろう。上方向の場合、54,300円を明確に超えれば前回高値更新となり、55,000円を超える展開も視野に入る。一方、下方向では52,000円を割り込むと、調整が一段と進む可能性がある。
現時点では上昇シナリオの可能性がやや高いと考えられるが、高市総理の発言内容次第では、海外投資家による財政悪化懸念が意識され、下落に転じるリスクも残されている。


