今週(2/2–2/6)の日経平均考察
今週の日経平均は、月足では11カ月連続の上昇基調を維持しつつ、4カ月のもみ合いを経て前回高値52,500円を上抜けた。週足ではレンジ相場から陽線で脱出し、短期・中期移動平均線ともに上向きへ転換している。日足では週初の陰線後に持ち直し、4MAが54,000円に到達した。移動平均線の収束から拡散へ転じた点は強気材料であり、来週は55,000円突破の可否が最大の焦点となる局面である。
チャート確認の基本姿勢
チャート分析は、月足・週足・日足の順に大きな時間軸から確認することが重要である。長期トレンドを把握したうえで中期、短期へと落とし込むことで、現在の相場の位置と勢いを客観的に判断しやすくなる。

今週の見通し
月足
直近の最下点から11カ月連続で上昇しており、長期トレンドは依然として強い状態である。直近4カ月はもみ合いが続いていたが、前回高値52,500円を上抜けたことは、上昇基調継続を裏付ける動きといえる。
週足
ローソク足はレンジ相場から陽線で上方へ脱出している。4MA(赤)は上昇中であり、10MA(緑)も横ばいから上向きへ転換している。4MAと10MAが接近した状態から上昇へ転じており、短期・中期ともに上昇トレンド継続の形である。
日足
月曜日(2月2日)はもみ合い局面の延長で陰線となったが、火曜日以降は4MA(赤)が再び上昇基調へ戻った。金曜日(2月6日)の4MAは前回高値である54,000円に到達しており、短期的な上昇エネルギーの強さを示している。
来週の注目ポイント
これまで横ばいで集中していた4MA(赤)と10MA(緑)は、今週に入り両線とも上昇へ転じた。特に4MAは前回高値に達し、さらに上向きで推移している点は強気材料である。ローソク足も連続陽線で54,000円台に到達していることから、次の節目である55,000円突破が現実味を帯びてきた局面といえる。
ファンダメンタル面では、選挙結果に関する強気の観測が市場心理を支えている可能性があるが、最終的には移動平均線の角度と価格の位置関係が継続的に上向きを維持できるかが重要である。55,000円を明確に超えれば一段高、失敗すれば再び短期調整へ入る可能性も残る局面である。

