今週(2/24–2/27)の日経平均テクニカル分析|長期上昇継続も59,000円突破が焦点
週の日経平均は、月足・週足ともに上昇基調を維持している。月足では11カ月連続上昇を背景に、短期・中期移動平均線の安定した乖離が続く強い形である。週足も押し目からの疑似包み足陽線で上昇傾向を保っている。一方、日足ではパーフェクトオーダーを維持しながらも59,000円を実体で明確に超えられず伸び悩みの様相である。来週はもみ合い継続か、上放れの可否が焦点となる局面である。
チャート確認の基本姿勢
チャート分析は、月足・週足・日足の順で確認することが基本である。長期トレンドを把握した上で中期、短期へと視点を落とすことで、現在の相場の位置と勢いを客観的に判断できる。

今週の見通し
月足
直近の最下点から11カ月連続で上昇しており、長期トレンドは極めて強い状態である。直近4カ月はもみ合いを経たが、前回高値52,500円を明確に上抜けたことで上昇基調は継続している。
4MA(赤)と10MA(緑)が一定の間隔を保って推移している点は重要であり、乖離が安定している限り、長期上昇トレンドは維持される可能性が高い。
週足
先週の陰線後、今週は疑似包み足陽線の形となり、押し目を消化する動きである。4MA(赤)と10MA(緑)はともに上昇傾向であり、直近では傾きがやや急峻になっている。短期・中期ともに上向きであることから、中期上昇トレンドは継続中である。
日足
4MA(赤)、10MA(緑)、30MA(青)、90MA(橙)の順に並ぶパーフェクトオーダーが維持されている。2月25日(水)にもみ合いから上抜けたが、その後の2日間は伸び悩みの展開となった。
直近は陽線―陰線―陽線の推移であるが、59,000円を実体で明確に突破できていない点は上値の重さを示している。
来週の注目ポイント
月足・週足では長期上昇サインが継続している。一方、日足では59,000円付近に上値抵抗が存在しているように見受けられる。来週は短期的にもみ合いが続く可能性が高いが、移動平均線の並びと角度が維持される限り、最終的には再上昇へ向かうシナリオが優勢である。
ただし、ローソク足が10MA(緑)を明確に割り込む局面となれば、短期調整が深まる可能性があるため注意が必要である。
現在は「強い上昇トレンド内での高値圏もみ合い」という局面であり、59,000円の明確な突破が次の上昇波動の鍵となる。

