もみ合いから陽線で脱出したところを狙う!RGBと90MAで判断する初心者向けエントリ手法
ここでは、過去チャートを題材に、「もみ合いから陽線で脱出したところを狙う」を解説していきます。
月足、週足、日足を順番に見ていくことで、上昇の兆しや注意すべきポイントが見えてきます。

チャート1-(1)
1801 大成建設|もみ合い相場からの上昇を確認する事例
このチャートは、「強い上昇トレンドの中で、一時的に停滞したあと再び上昇する」典型例である。
月足では、全体として上昇基調が続いており、移動平均線の並びはRGB(4MA→10MA→30MA)を維持している。長期的なトレンドは明確に上向きで、安心感のある局面である。
週足を見ると、90MA(橙)の上でRGB配列を保ったまま推移しており、トレンドは非常に強い。ただし、ローソク足は約3週間、15,000円付近でもみ合い(停滞)状態に入っている。上昇途中でエネルギーを溜めている局面といえる。
日足では、4MA(赤)が波打ちながらも、10MA(緑)は安定して上向きである。注目すべきは、8日間のもみ合い状態から陽線で上方向へ抜けた点である。この「もみ合いから陽線での脱出」は、日足・週足ともに買いのエントリポイントとして非常に重要なシグナルである。

チャート1-(2)
2768 双日HD|短期もみ合い後の素直な上昇パターン
このチャートは、比較的エントリ判断がしやすい好例である。
週足では、90MA(橙)がやや上向きで、4MA(赤)→10MA(緑)→30MA(青)の順番と方向が揃った安定上昇状態にある。
日足でも同様に、90MA(橙)の上でRGB配列が成立している。注目点は、3日間のもみ合い状態のあとに大陽線が出現している点である。このため、12/4時点でエントリ判断が可能となる。
翌日は一時的に陰線となるが、4MA(赤)の上を維持しているため、慌てて手仕舞う必要はない。その後、再び陽線となり、もみ合い後の上昇が継続している。
このように、もみ合い後の上昇局面では2~3日続伸するケースが多いため、初心者でも比較的取り組みやすいパターンといえる。

チャート2
3289 東急不動産|長期上昇局面では同じ現象が何度も現れる
このチャートでは、日足ベースでの上昇トレンドの中で、
もみ合い → 陽線での脱出 → 再上昇
という流れが繰り返し出現している。
長期上昇相場では、一気に上がり続けることは少なく、途中で何度も足踏み(停滞)を挟む。そのたびに、今回のような「条件の揃った局面」が現れる。
つまり、同じ判断基準を使い続けることで、一度だけでなく何度もチャンスを見つけられることを、このチャートは示している。
まとめ|エントリ判断の条件整理(重要)
以下の条件が揃ったときは、比較的高い確率(肌感)で上昇しやすい局面といえる。
条件①
停滞(もみ合い)相場から、陽線で上方向に脱出していること
※もみ合いとは「3日以上」を指す
条件②
4MA(赤)が上向きであること
条件③
移動平均線の配列が上からRGB
(4MA〈赤〉→10MA〈緑〉→30MA〈青〉)
さらに、90MA(橙)の上にあることが望ましい
条件④
直近の最下点から10本以上経過している場合は要注意
(エネルギー切れの可能性)
これらの条件は、日足・週足だけでなく、長期上昇相場では何度も繰り返し現れる。
リスク管理について(非常に重要)
このノウハウは100%正しいわけではない。
エントリ後に
・4MA(赤)の向きや傾きが大きく変わったとき
・陰線が続いたとき
このような場合は、なるべく早く損切り・手仕舞いを行うことが賢明である。
たとえ手仕舞ったあとに再び上昇しても、悔やむ必要はない。なぜなら、悔やむことで次のチャンスを逃してしまうからである。
そのためにも、
自分にとって精神的・金銭的に負担のない口数で実践を重ねることが重要である。
決して「ポチポチ病」にならず、条件を吟味したうえでエントリする姿勢を大切にしたい。


