St-Gain独自設定(4MA, 10MA, 30MA, 90MA)によるマルチタイムフレーム分析
St-Gainでは4本の移動平均線(4MA, 10MA, 30MA, 90MA)を月足・週足・日足のすべてに表示し、複数時間軸で相場を分析します。複数の時間枠を見ることで、大局を掴みつつエントリーポイントを精密に判断でき、単一の時間軸だけでは見落とすようなチャンスやシグナルも把握しやすくなります。長期のチャートで全体のトレンドを定義し、中期で売買シグナルを探り、短期で具体的なエントリー・エグジットを絞り込むのが基本方針です。以下、時間軸ごとのポイントを詳しく説明します。

月足で大局(過去数年)を把握する
月足チャートでは、過去数年間における現在の価格の「立ち位置」を確認します。具体的には、大天井圏(過去の最高値圏)や大底圏(過去の最安値圏)と比較して、今の価格水準がどの程度の高さ・低さにあるかを見極めます。St-Gain独自の4本の移動平均線(4ヶ月MA、10ヶ月MA、30ヶ月MA、90ヶ月MA)を月足に反映させることで、長期トレンドの方向性も掴みやすくなります。例えば、月足でローソク足が短期線である4MAの上側を維持して推移していれば、多少の調整(陰線)があっても長期的な上昇トレンドは継続中と判断できます。一方、価格が90MA(90ヶ月=約7.5年の平均線)より大幅に下に位置する場合は、歴史的にも割安な水準(大底圏に近い)と考えられ、逆に90MAより大幅上なら割高圏(大天井圏に近い)かもしれません。こうした長期視点での支持帯・抵抗帯を把握することで、現在の相場が「長期的に見てどのゾーンにいるのか」を理解できます。月足で掴んだ大局観は、週足・日足での分析の土台となり、日足の値動きの方向性を判断する上で重要な背景情報となります。
週足で直近半年のトレンドとレンジを読む
週足チャートでは、直近おおよそ半年間(数ヶ月~1年弱)のトレンドやレンジを確認します。月足より短い期間の天井圏・底値圏を見極め、この半年ほどで価格が高値圏にあるのか安値圏にあるのか、それとも中間的な水準かを判断します。移動平均線は週足でも4週MA、10週MAといった短期線と30週MA、90週MAといった中長期線が描かれます。これらの向きや配置を見ることで、中期トレンドの強さを把握できます。例えば週足で4MA(赤)と10MA(緑)が並行して上向き、さらに30MA(青)も上昇しているような局面なら、中期的な上昇トレンドが継続中と判断できます。逆に短期線が下向きに傾いて長期線をデッドクロスしている場合は、下降トレンド転換の兆しとなります。
また、週足では過去のもみ合い相場(価格の持ち合いレンジ)や節目となる価格帯も確認します。過去半年~1年内で明確なレジスタンス(上値の壁)やサポート(下値支持)があった価格水準、あるいはキリのいい価格(いわゆるキリ番)があれば、それらは将来再び意識される可能性が高い重要ポイントです。実際、過去に長く続いた持ち合いレンジに現在の価格が差し掛かると、「以前停滞したこの水準でもう一度止まりやすいのでは」と考える参加者が増えやすく、結果的にその価格付近で一時的に上昇・下降が鈍る傾向があります。同様に、「○○円」という切りの良い数字は心理的な目標になりやすく、その手前では利食いや損切りの注文が集中するため、価格がまるで吸い寄せられるようにその水準に収れんしやすいとも言われます。したがって週足でこれらの水準を把握しておけば、現在進行中の上昇・下降が「あとどこまで続き得るか」「どの価格でいったん止まりそうか」の目安を立てることができます。特に短期トレードではトレンドの持続時間やターゲット価格を見極めることが重要なため、週足での環境認識を怠らないようにしましょう。
日足で具体的な売買シグナルを分析する
月足・週足で大局と中期トレンドを把握した上で、日足チャートを使って具体的な今後の値動きを予想し、エントリーや手仕舞いの判断を行います。日足にも同じく4MA(赤), 10MA(緑), 30MA(青), 90MA(橙)のラインが描かれ、ここではこれら短期~長期移動平均線の向きや傾き、順番(並び順)、そしてローソク足との位置関係などを総合的にチェックします。特に重要なファクターは以下の通りです:
- もみ合い相場(レンジ相場)になっているか、それともトレンドが発生しているか
- 直近の天井圏・底値圏に位置しているかどうか
- 各移動平均線の向き・傾き(上向きか下向きか、上昇の勢い・下降の勢い)
- 移動平均線同士の並び順(短期線が長期線より上に位置しているか下にあるか)
- ローソク足と短期線(4MA)との位置関係(ローソク実体が4MAより上か下か)
- 現在のローソク足が陽線か陰線か(強気か弱気か)
これらを個別に見るだけでなく組み合わせて判断します。例えば、ローソク足がたとえ陽線であっても、その実体が4MAより下側に位置して終わっている場合、短期的にはまだ下落優先の流れとみなせます。逆に、大陽線が4MAの上に乗り移動平均線群の並びも短期線ほど上にあるなら、上昇基調が強いと判断できるでしょう。また短期線のクロスにも注目で、特に最短期の4MAが中期の30MAを下から上抜けるようなゴールデンクロスが起これば、上昇トレンドがさらに加速するシグナルとなります。実際St-Gainの分析でも、日足で4MAが30MAを上抜ける場面は「上昇が強まりやすい局面」として注目しています。さらに、ローソク足が中期移動平均線(ここでは30MA、場合によっては60MA)や長期移動平均線(90MA)付近で明らかに動きが鈍ったり反転の兆しを見せたりする場合、それら移動平均線がサポート・レジスタンスとして機能してトレンド転換の前触れになっている可能性があります。実際90MAは多くの投資家が意識するラインで、上昇局面では押し目買いポイント、下降局面では戻り売りポイントとなりやすいため価格がいったん停滞しやすいことが知られています。以上のような情報を日足チャート上で丹念に読み取り、月足・週足の背景も踏まえて「総合的に今後どう動くか」のシナリオを立てていきます。
エントリー後もチャートを監視し続ける重要性
分析の結果、自信を持ってエントリーや手仕舞いの判断を下した後も、油断せずにマーケットの動向を見続けることが大切です。エントリー直後に外部環境の変化や材料ニュースによって相場の方向が急変し、上昇予想が急落に転じたり、その逆が起こるケースも十分あり得ます。また、一度利確・損切りで手仕舞った後でも、相場がすぐに落ち着いて再び絶好のチャンスが巡ってくることも多々あります。そのため「もうポジションを持っていないから」とチャートから目を離すのではなく、常に状況の変化を追い続ける姿勢が重要です。相場は企業業績や経済指標、金利や地政学リスクなど様々な外部環境に左右されて変動するものなので、リアルタイムでそれを映し出すチャートを監視し続けることで、リスク管理と新たな利益機会の発見につながります。
特に自分がエントリーした銘柄や注目している銘柄については、継続的にウォッチしその銘柄の「癖」を把握することが上達の近道です。銘柄ごとに値動きの特徴(ボラティリティの大きさ、材料への反応の仕方、出来高の偏り時間帯など)が異なりますが、日々追いかけることで徐々にそれらパターンが体得できます。こうして経験を積んでいけば、急な相場の変調にも慌てず対処できる的確な目が養われていくでしょう。短期的な乱高下に振り回されないメンタル面の安定にもつながるため、常にチャートを見続けて市場から学ぶ姿勢を持つことが大切です。
継続学習とSt-Gainによるサポート
相場で勝ち続けるには経験に裏打ちされた相場観が不可欠ですが、それを養うには時間がかかります。St-Gainでは過去の膨大なチャートを繰り返し観察・分析することを推奨しており、提供するシミュレーション機能や資料を通じて初心者でも効率的に経験値を積めるよう工夫されています。過去チャートに学ぶことで、「同じような局面では市場はどう動きやすいか」「移動平均線の位置関係がこうなった時、どんな展開になったか」といった知見が蓄積され、リアルタイムのトレードでも活かせる直感が鍛えられます。地道な継続学習によってローソク足と移動平均線から読み取れる情報量は格段に増え、初見の状況でも冷静にチャンスとリスクを判断できるエキスパートの目に近づいていけるのです。
最後に、相場分析力向上の道は一朝一夕にはいきませんが、St-Gainの独自手法とツールを活用しながら一緒に頑張っていきましょう!日々のチャートチェックと振り返りを習慣づけることで、必ずやトレードスキルは磨かれていくはずです。継続した学びと訓練によって培った「ぶれない軸」を持ち、どんな相場でも落ち着いて対応できるトレーダーを目指してください。応援しています!


